
10日、九嶺山國家級自然保護區で、子どもたちと植物を観察する鄒鴻堰さん(左)。(宜春=新華社記者/彭昭之)
【新華社宜春3月14日】中國江西省宜春市靖安県の九嶺山國家級自然保護區は、森林カバー率が97・8%に上る。同保護區では多くの若者が樹海を守っている。鄒鴻堰(すう・こうえん)さんもそのうちの1人。
鄒さんは、2019年から保護區で自然教育の仕事をしている。通常の森林パトロールと異なり、保護區の花や鳥、魚、蟲、山、水などを教材に、子どもたちに自然の知識を教えるのが彼女の仕事だ。
保護區內での自然授業はすでに100回近くを數えるという。靖安県の農村學校12校に通う生徒2千人余りが參加した。鄒さんは「子どもたちは自然の美しさを本當に知ることで、初めてわれわれのように森林保全の仕事に參加するようになる」と語った。