16日、酒泉衛星発射センターから打ち上げられた、有人宇宙船「神舟13號」を積んだ運搬ロケット「長徵2號F遙13」。(酒泉=新華社記者/劉磊)
【新華社酒泉10月16日】中國は16日午前0時23分(日本時間同1時23分)、有人宇宙船「神舟13號」を積んだ運搬ロケット「長徵2號F遙13」を酒泉衛星発射センターから打ち上げた。約10分後、神舟13號はロケットとの分離に成功し、予定の軌道に入った。翟志剛(てき・しごう)、王亜平(おう・あへい)、葉光富(よう・こうふ)の3飛行士の健康狀態に問題はなく、打ち上げは成功した。中國有人宇宙プロジェクト弁公室が発表した。
神舟13號は同日午前6時56分(日本時間同7時56分)、宇宙ステーションのコアモジュール「天和」とのドッキングに成功した。飛行士3人は「天和」に移って半年間滯在し、機械アーム操作や船外活動などの作業を実施する。