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「中國資本市場発展の積極的參加者になる」大和証券(中國)CEO

新華社 | 2021-09-06 09:41:05 | 編集: 陳辰

   4日、中國國際サービス貿易交易會・金融サービステーマ展の會場で、新華社の単獨インタビューに応じる大和証券(中國)の耿欣CEO。(北京=新華社配信)

   【新華社北京9月6日】大和証券グループの中國合弁會社で、日係企業として中國で初めて証券引受業務のライセンスを取得した大和証券(中國)の耿欣(こう・きん)最高経営責任者(CEO)は4日、2021年中國國際サービス貿易交易會の金融サービステーマ展の會場で、新華社の単獨インタビューに応じた。耿氏は、日増しに開放が進む中國の資本市場に期待を表明。今後は中日両國の中小企業間の投融資に積極的に參加し、中國資本市場の発展に向けた積極的な參加者になると述べた。

   4日、中國國際サービス貿易交易會・金融サービステーマ展の大和証券(中國)のブース。(北京=新華社記者/葛培媛)

   大和証券は1983年に北京事務所を開設し、中國內地市場に進出した。2004年には、上海市に當時中國で唯一の日係合弁証券會社の海際大和証券を設立。昨年設立した大和証券(中國)は、証券引受業務のライセンスを取得した中國初の日係証券會社となった。耿氏は中國進出から40年近くになる同社が「世界貿易機関(WTO)加盟から外資出資規制の段階的な撤廃に至る中國資本市場開放の各段階を経験した。その急速な発展プロセスも目の當たりにしてきた」と語った。

   4日、中國國際サービス貿易交易會・金融サービステーマ展の會場に設置された北京証券取引所の設立に関する案內。(北京=新華社記者/葛培媛)

   「今回の交易會で北京証券取引所の設立という朗報に接した。(中國進出から約40年を経て)北京から新たな身分で出発する大和証券は、中日両國の中小企業間の投融資に積極的に參加し、両國の資本市場をつなぐ架け橋になる」と述べ、今後は両國の産業で協調性の最も高い消費、醫療・健康・介護、ハイエンド製造の三大重點分野に注力する考えを示した。「差別化された越境(クロスボーダー)金融サービスを提供し、中國國內の証券會社と協力、相互補完することで、中國資本市場の発展に向けた積極的な參加者になる」とも強調した。

4日、首鋼園の一角。(北京=新華社記者/葛培媛)

   中國國際サービス貿易交易會の金融サービステーマ展は、北京市新首鋼ハイエンド産業総合サービス區(首鋼園)で3~7日の日程で開かれている。國內外から143の金融機関や組織、企業が參加し、外國企業の出展は59社と國際化率は40%を超える。期間中はテーマに関連するフォーラムやサイドイベントが開催される。會場には大和証券のほか、三菱UFJ銀行やみずほ銀行、三井住友銀行など日係金融機関もブースを設置している。(記者/葛培媛)

 

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