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新華社、2020年中國國內十大ニュース発表
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2020-12-30 20:59:18 | 新華社 | 編集: 張一

湖北省武漢市のスポーツセンターに設置された臨時醫療施設「方艙醫院」で仲間を勵ます醫療スタッフ。(2月12日撮影、武漢=新華社記者/肖蕓九)

【新華社北京12月29日】中國の新華通訊社(新華社)は29日、2020年中國國內十大ニュース(時系列)を選出、発表した。

1、國內における新型コロナウイルスとの闘いが大きな戦略的成果を収める

新型コロナウイルス感染症の突発的な拡大を前に、習近平(しゅう・きんぺい)同志を核心とする中國共産黨中央は人民至上、生命至上を堅持し、全黨・全國各民族人民を率いて、感染予防・抑制の総力戦をいち早く開始。1カ月余りで感染拡大の勢いを食い止め、約2カ月で本土の1日の新規感染者數を一桁に抑え込み、約3カ月で武漢市と湖北省の防衛戦が決定的成果を収めた。

2、民法典の誕生により、人民の権益をさらに保障

5月28日に閉幕した第13期全國人民代表大會(全人代)第3回會議は「中華人民共和國民法典」を可決した。2021年1月1日から施行される。新中國の歴史上、「法典」の名が付いた法律はこれが初めてで、人民の民事諸権利に対する保護を全面的に強化し、中國の特色ある社會主義法律體系のさらに成熟した整備を後押しする。

3、より高い出発點から改革・開放を推進

中國共産黨中央と國務院は6月1日、「海南自由貿易港建設総合プラン」を発表し、中國の特色ある自由貿易港が船出した。習近平総書記は10月14日に深圳経済特區成立40周年祝賀大會に、11月12日に浦東開発開放30周年祝賀大會にそれぞれ出席。重要演説を行い、より高い出発點から改革・開放を推進するとの揺るぎない決意を示した。

北京の人民大會堂で開かれた第13期全人代常務委員會第20回會議の第2回全體會議。(6月30日撮影、北京=新華社記者/劉衛兵)

4、香港國家安全維持法の可決、施行

第13期全人代常務委員會第20回會議は6月30日、「中華人民共和國香港特別行政區國家安全維持法」を可決した。習近平國家主席が同法の公布に関する主席令に署名し、公布日より施行された。同法は「一國二制度」事業の安定した長期的発展を確保するための法律的支援と根本的保障を提供した。

河南省鄭州市の圃田駅を出発したフィンランド・ヘルシンキ行きの「中歐班列」(中國と歐州を結ぶ國際定期貨物列車)。(11月20日、小型無人機から撮影、鄭州=新華社記者/郝源)

5、中國経済が世界に先駆けてプラス成長を実現

中國経済は今年第1四半期(1~3月)に前年同期比6・8%減となったものの、第2四半期(4~6月)にはマイナスからプラスに転じて3・2%の伸びを示し、第3四半期(7~9月)の成長率は4・9%まで上昇し、第1~3四半期の累計では0・7%増となり、世界で唯一、プラス成長を実現した主要経済大國となった。

北京の人民大會堂で盛大に開催された中國人民志願軍抗米援朝出國作戦70周年記念大會。(10月23日撮影、北京=新華社記者/頼向東)

6、抗米援朝出國作戦70周年

中國人民志願軍抗米援朝出國作戦70周年記念大會が10月23日、盛大に開催され、習近平総書記が重要演説を行った。

北京で開かれた中國共産黨第19期中央委員會第5回全體會議。(北京=新華社記者/殷博古)

7、中國共産黨第19期中央委員會第5回全體會議で現代化建設の新たな青寫真を提示

中國共産黨第19期中央委員會第5回全體會議(第19期5中全會)が10月26~29日、北京で開かれた。會議で採択された「國民経済と社會発展の第14次5カ年計畫(2021~25年)および2035年長期目標の制定に関する中共中央の提案」は、中國の発展が直面する國際・國內情勢を深く分析し、35年までに社會主義の現代化を基本的に実現するとの長期目標を打ち出し、第14次5カ年計畫期間における中國の発展の指導方針、主要目標、重點任務、重要措置を明確化した。

オンラインで開かれた第15回20カ國・地域首脳會議(G20サミット)2日目の會議に北京から出席した習近平氏。(11月22日撮影、北京=新華社記者/饒愛民)

8、中國の元首によるオンラインの「クラウド外交」が世界の進む方向をリード

この1年間、習近平國家主席はテレビ會議や電話などによる「クラウド外交」を通じ、感染症対策の國際協力を力強く促し、世界の進む方向をリードするとともに、人類運命共同體の構築を後押しし、責任ある大國としての中國の世界への想いと歴史への責任感を示した。

9、中國の絶対的貧困人口が全て貧困脫卻を実現

この1年間、貧困脫卻の難関攻略は極度貧困地域に焦點が當てられ、殘りの551萬人の農村貧困人口と52の貧困県が貧困脫卻を実現した。8年間の持続的な奮闘を経て、中國の絶対的貧困人口は全て貧困から脫卻した。

月探查機「嫦娥5號」のパノラマカメラが撮影した、月面に中國の國旗を掲げる様子。(資料寫真、北京=新華社配信)

10、多くの分野で科學技術イノベーションが重要な進展を遂げる

12月17日、月探查機「嫦娥5號」の帰還機が月の試料を攜えて無事に帰還し、中國の月探查プロジェクトにおける「周回、着陸、帰還」の3段階計畫が予定通り達成された。この1年間、初の火星探查ミッション「天問1號」の打ち上げ成功や、全地球衛星測位システム「北斗3號」の正式開通、有人深海潛水艇「奮闘者號」の水深1萬メートルの試験潛航と帰還、量子コンピューターのプロトタイプ「九章」の構築成功など、中國の科學技術イノベーションは重要な進展を遂げた。

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新華網日本語

新華社、2020年中國國內十大ニュース発表

新華網日本語 2020-12-30 20:59:18

湖北省武漢市のスポーツセンターに設置された臨時醫療施設「方艙醫院」で仲間を勵ます醫療スタッフ。(2月12日撮影、武漢=新華社記者/肖蕓九)

【新華社北京12月29日】中國の新華通訊社(新華社)は29日、2020年中國國內十大ニュース(時系列)を選出、発表した。

1、國內における新型コロナウイルスとの闘いが大きな戦略的成果を収める

新型コロナウイルス感染症の突発的な拡大を前に、習近平(しゅう・きんぺい)同志を核心とする中國共産黨中央は人民至上、生命至上を堅持し、全黨・全國各民族人民を率いて、感染予防・抑制の総力戦をいち早く開始。1カ月余りで感染拡大の勢いを食い止め、約2カ月で本土の1日の新規感染者數を一桁に抑え込み、約3カ月で武漢市と湖北省の防衛戦が決定的成果を収めた。

2、民法典の誕生により、人民の権益をさらに保障

5月28日に閉幕した第13期全國人民代表大會(全人代)第3回會議は「中華人民共和國民法典」を可決した。2021年1月1日から施行される。新中國の歴史上、「法典」の名が付いた法律はこれが初めてで、人民の民事諸権利に対する保護を全面的に強化し、中國の特色ある社會主義法律體系のさらに成熟した整備を後押しする。

3、より高い出発點から改革・開放を推進

中國共産黨中央と國務院は6月1日、「海南自由貿易港建設総合プラン」を発表し、中國の特色ある自由貿易港が船出した。習近平総書記は10月14日に深圳経済特區成立40周年祝賀大會に、11月12日に浦東開発開放30周年祝賀大會にそれぞれ出席。重要演説を行い、より高い出発點から改革・開放を推進するとの揺るぎない決意を示した。

北京の人民大會堂で開かれた第13期全人代常務委員會第20回會議の第2回全體會議。(6月30日撮影、北京=新華社記者/劉衛兵)

4、香港國家安全維持法の可決、施行

第13期全人代常務委員會第20回會議は6月30日、「中華人民共和國香港特別行政區國家安全維持法」を可決した。習近平國家主席が同法の公布に関する主席令に署名し、公布日より施行された。同法は「一國二制度」事業の安定した長期的発展を確保するための法律的支援と根本的保障を提供した。

河南省鄭州市の圃田駅を出発したフィンランド・ヘルシンキ行きの「中歐班列」(中國と歐州を結ぶ國際定期貨物列車)。(11月20日、小型無人機から撮影、鄭州=新華社記者/郝源)

5、中國経済が世界に先駆けてプラス成長を実現

中國経済は今年第1四半期(1~3月)に前年同期比6・8%減となったものの、第2四半期(4~6月)にはマイナスからプラスに転じて3・2%の伸びを示し、第3四半期(7~9月)の成長率は4・9%まで上昇し、第1~3四半期の累計では0・7%増となり、世界で唯一、プラス成長を実現した主要経済大國となった。

北京の人民大會堂で盛大に開催された中國人民志願軍抗米援朝出國作戦70周年記念大會。(10月23日撮影、北京=新華社記者/頼向東)

6、抗米援朝出國作戦70周年

中國人民志願軍抗米援朝出國作戦70周年記念大會が10月23日、盛大に開催され、習近平総書記が重要演説を行った。

北京で開かれた中國共産黨第19期中央委員會第5回全體會議。(北京=新華社記者/殷博古)

7、中國共産黨第19期中央委員會第5回全體會議で現代化建設の新たな青寫真を提示

中國共産黨第19期中央委員會第5回全體會議(第19期5中全會)が10月26~29日、北京で開かれた。會議で採択された「國民経済と社會発展の第14次5カ年計畫(2021~25年)および2035年長期目標の制定に関する中共中央の提案」は、中國の発展が直面する國際・國內情勢を深く分析し、35年までに社會主義の現代化を基本的に実現するとの長期目標を打ち出し、第14次5カ年計畫期間における中國の発展の指導方針、主要目標、重點任務、重要措置を明確化した。

オンラインで開かれた第15回20カ國・地域首脳會議(G20サミット)2日目の會議に北京から出席した習近平氏。(11月22日撮影、北京=新華社記者/饒愛民)

8、中國の元首によるオンラインの「クラウド外交」が世界の進む方向をリード

この1年間、習近平國家主席はテレビ會議や電話などによる「クラウド外交」を通じ、感染症対策の國際協力を力強く促し、世界の進む方向をリードするとともに、人類運命共同體の構築を後押しし、責任ある大國としての中國の世界への想いと歴史への責任感を示した。

9、中國の絶対的貧困人口が全て貧困脫卻を実現

この1年間、貧困脫卻の難関攻略は極度貧困地域に焦點が當てられ、殘りの551萬人の農村貧困人口と52の貧困県が貧困脫卻を実現した。8年間の持続的な奮闘を経て、中國の絶対的貧困人口は全て貧困から脫卻した。

月探查機「嫦娥5號」のパノラマカメラが撮影した、月面に中國の國旗を掲げる様子。(資料寫真、北京=新華社配信)

10、多くの分野で科學技術イノベーションが重要な進展を遂げる

12月17日、月探查機「嫦娥5號」の帰還機が月の試料を攜えて無事に帰還し、中國の月探查プロジェクトにおける「周回、着陸、帰還」の3段階計畫が予定通り達成された。この1年間、初の火星探查ミッション「天問1號」の打ち上げ成功や、全地球衛星測位システム「北斗3號」の正式開通、有人深海潛水艇「奮闘者號」の水深1萬メートルの試験潛航と帰還、量子コンピューターのプロトタイプ「九章」の構築成功など、中國の科學技術イノベーションは重要な進展を遂げた。

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