【新華社北京1月23日】中國の習近平(しゅう・きんぺい)國家主席は22日、要請に応じフランスのマクロン大統領と電話會談した。
習近平氏は次のように指摘した。2019年は中仏関係が高いレベルで発展した1年だった。私は新たな1年に、あなたと手を攜えて努力し、両國関係が高いレベルで発展するよう萬全を期したい。われわれは一連の実務協力で得た共通認識を早急に実行し、民間原子力や科學技術、工業、宇宙などの分野で協力を推進していくべきである。2021年中仏文化観光年に向けた準備もしっかりと進めていく必要がある。中國市場は世界に向けて開かれており、もちろん歐州とフランスに対しても引き続き開かれる。
また次のように強調した。今年は中國と歐州連合(EU)が外交関係樹立45周年を共に祝う年であり、雙方は一連の重要な交流を行う。雙方が早期に高水準の中歐投資協定に合意することを希望する。手を攜えて多國間主義と自由貿易體制を守り、中歐関係が新たな1年により高いレベルへ向かうことを望む。
マクロン氏は次のように表明した。雙方が貿易や投資、環境保護などの分野で引き続き協力を推進することを望む。フランスは気候変動や生物多様性、世界貿易機関(WTO)改革などの問題で、中國との協調と協力が強化されることを期待する。私はフランスが第5世代移動通信システム(5G)の問題で特定の國や企業に対し差別的措置を取ることはないと改めて表明したい。中國と意思疎通を保っていきたい。歐中投資協定の交渉が早期に進展を遂げることを希望する。
マクロン氏はまた次のように述べた。フランスは中國が新型コロナウイルスによる肺炎に積極的に対応することを支持する。中國との衛生協力を強化していきたい。
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