
5日、山梨県北杜市で開かれた第1回中日観光代表者フォーラム。(北杜=新華社記者/杜瀟逸)
【新華社北杜12月9日】第1回中日観光代表者フォーラムが5日、山梨県北杜市で開かれた。中國文化・観光部の李金早(り・きんそう)副部長や在日中國大使館の郭燕(かく・えん)公使、日本の二階俊博自民黨幹事長、赤羽一嘉國土交通相、山梨県の長崎幸太郎知事など、両國の政府・観光業界の関係者ら300人余りが出席。両國観光業の発展・協力の推進、青少年交流や地方交流の拡大などの議題について意見を交わし、今後の両國の観光交流を深める方法について検討した。
李氏はあいさつで、中日観光業の発展の歩みを振り返り、観光交流・協力などの分野が中日関係の発展に果たした大きな役割を評価。地方交流、青少年交流、文化・スポーツ交流が両國の雙方向観光交流の「三つの懸け橋」であり、両國の文化・観光擔當部門が共に努力し、両國間の人的・文化的交流に関する第1回ハイレベル対話の共通認識を全面的に実行すべきだと指摘した。また、より利便性の高い観光政策の実施を通じ、アジア観光促進計畫を着実に推し進め、文化と観光の融合発展と協同イノベーションを促し、文化・観光交流における両國民の達成感と幸福感を絶えず高めなければならないと訴えた。
二階氏はあいさつで、日本が中國との観光交流・協力を非常に重視しており、始動したばかりの人的・文化的交流に関するハイレベル対話を通じて、人的往來の規模を拡大し、観光プロモーションにさらに力を入れ、両國青少年交流を強化するとともに、両國民の相互理解を深め、日本國民の対中友好を全面的に増進し、日中友好をさらに盛り上げていきたいと述べた。
フォーラムでは宣言が発表され、両國の人的往來をバランスよく拡大し、できるだけ早く延べ1500萬人を突破させるとの目標の早期実現を目指し、雙方が観光業界の協力をさらに強化していくことを表明。両國の地方相互訪問を強化することが両國民の相互理解増進に役立つとの認識で一致した。
フォーラム期間中には中日の観光業界と地方の交流シンポジウムも開かれた。(記者/姜俏梅)












