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日中両國は手を攜え國際社會の安定繁栄を守るべきだ 植野篤志駐中國公使
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2019-11-21 16:55:06 | 新華社 | 編集: 張一

20日、講演する植野篤志駐中國公使。(新華社記者/許蕓潁)

【新華社北京11月21日】日本の植野篤志駐中國公使は20日午前、新華社世界問題研究センターの招きに応じ、新華社本社ビル(新華社新聞大廈)で「當面の日中関係の狀況および展望」と題した講演を行った。

植野氏はまず、中日関係が正常な軌道に戻った原因を分析。①深刻な対立時期を経た後に雙方が得た「協力あっての互恵」という再認識②両國が協力し世界の平和と繁栄に貢獻すべきだとする國際世論の高まり③民間交流にけん引される形での政府間関係の改善-の3點を挙げた。

一方で、関係改善の勢いは新たな段階に達したものの、相互間の利害関係や立場の相違は依然存在していると指摘。「両國は永遠の隣人だが立場の相違があるのは當然」ということを両國が共に認識する必要があるとの考えを示した。また、従って両國はさらに対話を堅持し、相手の主張に耳を傾け、対立と相違を解決していく必要があると述べた。

大阪で開催された20カ國・地域首脳會議(G20大阪サミット)で安倍晉三首相と習近平(しゅう・きんぺい)國家主席が會談したことについては、ハイレベルの往來をさらに活発にし、相互理解と相互信頼を増進させる必要があると指摘。経済など各分野の実務協力をさらに拡大し、民間交流を促進すべきであり、特に両國の將來を擔う若い世代の交流に力を入れなければならないと語った。

また、両國はアジアと世界の経済大國として、手を攜えて國際社會の安定と繁栄に取り組まなければならないとも述べ「自由貿易體制が絶えず挑戦を受ける中で、両國は自由で公正な貿易體制の擁護と発展に努めるべきだ。自由で開かれた國際秩序と世界平和を守る責任を負わなければならない」との考えを示した。(記者/許蕓潁)

當社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無斷転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。

新華網日本語

日中両國は手を攜え國際社會の安定繁栄を守るべきだ 植野篤志駐中國公使

新華網日本語 2019-11-21 16:55:06

20日、講演する植野篤志駐中國公使。(新華社記者/許蕓潁)

【新華社北京11月21日】日本の植野篤志駐中國公使は20日午前、新華社世界問題研究センターの招きに応じ、新華社本社ビル(新華社新聞大廈)で「當面の日中関係の狀況および展望」と題した講演を行った。

植野氏はまず、中日関係が正常な軌道に戻った原因を分析。①深刻な対立時期を経た後に雙方が得た「協力あっての互恵」という再認識②両國が協力し世界の平和と繁栄に貢獻すべきだとする國際世論の高まり③民間交流にけん引される形での政府間関係の改善-の3點を挙げた。

一方で、関係改善の勢いは新たな段階に達したものの、相互間の利害関係や立場の相違は依然存在していると指摘。「両國は永遠の隣人だが立場の相違があるのは當然」ということを両國が共に認識する必要があるとの考えを示した。また、従って両國はさらに対話を堅持し、相手の主張に耳を傾け、対立と相違を解決していく必要があると述べた。

大阪で開催された20カ國・地域首脳會議(G20大阪サミット)で安倍晉三首相と習近平(しゅう・きんぺい)國家主席が會談したことについては、ハイレベルの往來をさらに活発にし、相互理解と相互信頼を増進させる必要があると指摘。経済など各分野の実務協力をさらに拡大し、民間交流を促進すべきであり、特に両國の將來を擔う若い世代の交流に力を入れなければならないと語った。

また、両國はアジアと世界の経済大國として、手を攜えて國際社會の安定と繁栄に取り組まなければならないとも述べ「自由貿易體制が絶えず挑戦を受ける中で、両國は自由で公正な貿易體制の擁護と発展に努めるべきだ。自由で開かれた國際秩序と世界平和を守る責任を負わなければならない」との考えを示した。(記者/許蕓潁)

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