
中國の習近平國家主席は26日、フランス・パリで、同國元老院(上院)のラルシェ議長と會見した。(パリ=新華社記者/張領)
【新華社パリ3月27日】中國の習近平(しゅう・きんぺい)國家主席は26日、フランス・パリで、同國元老院(上院)のラルシェ議長と會見した。
習近平氏は次のように指摘した。世界が百年來経験したことがないほどの大きな変化に直面している時にあって、中仏は良好な戦略的パートナーシップを維持し、実務協力を推進してより多くの実りある成果を収め、両國関係のさらなる発展のために強固な基礎を築かなければならない。われわれは、雙方の共同の努力の下で、中仏関係・中歐関係が歴史の流れに沿った方向に絶えず前進していくと信じている。これは雙方の人民に恩恵を與えるだけでなく、世界の平和と繁栄にも役立つ。中國とフランスはともに「國連憲章」に基づく國際関係の基本準則の維持を主張し、自由貿易と多國間貿易システムの維持を主張している。
習近平氏はさらに次のように指摘した。中國はフランスとの文化、地方などの人的・文化交流を強めることを願っている。中國の全國人民代表大會(全人代)がフランスの元老院と交流・協力を強化することを支持する。
ラルシェ氏は次のように表明した。フランスは仏中協力の深化に力を入れており、中國が採択したばかりの「外商投資法」は両國の経済・貿易投資協力のためにより大きな空間を提供するものだ。フランスは「國連憲章」に基づく多國間體制の維持を主張しており、中國と緊密に協調し協力したい。フランス元老院および各委員會は、中國の立法機関との交流・協力を強化したいと考えている。


