
26日、中國の習近平國家主席はフランスのパリで、中仏グローバルガバナンスフォーラム閉幕式に出席した同國のマクロン大統領、ドイツのメルケル首相、EU歐州委員會のユンケル委員長と會談した。(パリ=新華社記者/高潔)
【新華社パリ3月27日】中國の習近平(しゅう・きんぺい)國家主席は26日、フランスのパリで、中仏グローバルガバナンスフォーラム閉幕式に出席した同國のマクロン大統領、ドイツのメルケル首相、歐州連合(EU)歐州委員會のユンケル委員長と會談した。
習近平氏は次のように指摘した。目下の國際情勢においては不安定・不確定要素が際立ち、保護主義が&頭している。中國は各國とともに、多國間主義を斷固として守り、グローバルガバナンスの改善を推進し、グローバルな課題に共同で対応することを望んでいる。
習近平氏はさらに次のように強調した。中國と歐州は次の三つの面で手を攜えて努力する必要がある。第一に、多國間主義を共同で守る。第二に、ユーラシア大陸の繁栄・発展を促進する。第三に、雙方の戦略的相互信頼を増進する。
マクロン氏は次のように述べた。今回の會談は、EUと中國が多國間主義を斷固として守るとの積極的なシグナルを國際社會に発信した。フランスとEUは、中國と共に相互信頼をいっそう強化し、世界の平和・安全・発展を促進する歴史的な責任を共同で擔うことを願っている。
メルケル氏は次のように述べた。ドイツは、中國が國際問題で発揮する重要な役割を重視し、中國による歐州の繁栄への支持を高く評価している。中國と共に多國間主義を進展させていきたい。
ユンケル氏は次のように述べた。EUと中國は協力パートナーであり、両者の協力は世界で大きな成果を上げることができる。EUは、中國と協力の歩みを加速し、世界的な課題への共同対応で積極的な役割を果たすことを望んでいる。


