【新華社ワシントン2月1日】トランプ米大統領は現地時間1月31日、ホワイトハウスの大統領執務室で、中米経済・貿易問題についての新たなハイレベル協議のため訪米している劉鶴(りゅう・かく)中國共産黨中央政治局委員・國務院副総理・中米全面経済対話中國側首席代表と會見した。
劉鶴氏は次のように表明した。中米雙方の経済・貿易代表団は一貫して、両國指導者がアルゼンチンで合意した重要な共通認識を実行に移すことを急いできた。今回の協議期間中、雙方は貿易均衡、技術移転、知的財産権保護、実施メカニズムなど共に関心を寄せる議題や中國側が関心を持つ問題について率直で具體的、建設的な議論を行い、重要な進展を得た。次の段階の協議のために基礎を築いた。雙方は引き続き緊密なコミュニケーションを保持し、相互尊重と平等互恵を踏まえ、できるだけ早く両國と両國民の利益に合致する経済・貿易協議での合意を実現するよう努める。
トランプ氏は次のように表明した。私は習近平(しゅう・きんぺい)主席との良好な関係を非常に大切にしており、米中関係はわれわれの共同リードの下でより強固で力強いものになり、前進を続けていく。今回の米中経済・貿易協議では大きな進展が得られた。私は雙方ができるだけ早く偉大な合意に達することを希望しており、これはわれわれ二つの國と世界にとって非常に大きな意義を持つ。ライトハイザー通商代表部(USTR)代表とムニューシン財務長官は2月中旬に経済・貿易チームを率いて訪中し、中國と協議を続ける。習近平主席と早期に會談できるよう期待している。
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