
21日、故宮の乾清宮と「萬壽燈」。(北京=新華社記者/金良快)
【新華社北京1月23日】中國北京の故宮博物院で21日、乾清宮の土&の最上段とその下段にそれぞれ一対の「萬壽燈」と「天燈」が設置され「賀歳迎祥-紫禁城の春節」展の一環として正式に一般公開された。
春節(舊正月)を前に、故宮博物院は8日から「賀歳迎祥—紫禁城の春節」展を開催している。同展は展示方式を刷新し、昔の宮廷の年越しの際に用いた裝飾を復元することで新年の雰囲気に包まれた紫禁城を観光客に示している。
同院の単霽翔(ぜん・せいしょう)院長によると、今回の展覧會は文化財の展示と実地體験の二つで構成されており、文化財の展示は午門本殿とその東西にある雁翅樓の展示ホールで行われ、実地體験は故宮の開放されているエリア全體が対象で、宮殿の門には吉祥を祈願する春聯(縁起の良い対句が書かれた飾り)や門神(魔除けの神を描いた飾り)が掛けられ、回廊には華やかなランタンが吊り下げられている。復元された萬壽燈と天燈は屋外展示の中で特に注目を集めているという。(記者/於俊傑)












