
19日、取材會で上映された「NHK華語視界」のPRビデオ。(東京=新華社記者/杜瀟逸)
【新華社東京12月20日】日本のNHKは19日、國際放送「NHKワールド JAPAN」で來年1月15日から始まる新しい中國語サービス「NHK華語視界」の出演者取材會を東京で行った。中國語のニュースや番組を製作しインターネットで配信する。
NHK國際放送局の高井孝彰専任局長は取材會で、中國語を話す人は世界に10億人以上おり、2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて年を追うごとに増え続ける訪日観光客もその約半數が中國語圏から來ていると指摘。これらの人びとに日本の文化や各地域を紹介するだけではなく、災害などの萬一の場合に、安全・安心面での役立つ情報源になることを目指したいと述べた。
番組は原則、平日の月~金曜日に配信される。午後6時からは旅やポップカルチャーなどを、午後7時からはドキュメンタリーや醫療、ビジネス情報などを中國語の吹き替えや字幕(簡體字)付きで配信する。午後の8時&や翌日午後2、3時&には再配信も行う。
取材會には、午後7時からの中國語ニュースを擔當する鎌倉千秋アナウンサーやジェームス天願キャスター、午後6時からの番組に進行役として出演する女優の桜庭ななみさんや俳優の矢野浩二さん、中國出身のタレント段文凝(だん・ぶんぎょう)さんの5人が出席し、中國語と日本語を織り交ぜながら期待と意気込みなどを語った。(記者/彭純、沈紅輝)












