【新華社北京10月27日】中國の李克強(り・こくきょう)國務院総理は26日午前、北京の人民大會堂で日本の安倍晉三首相と共に第1回中日第三國市場協力フォーラムに出席し、あいさつした。
李克強氏は、今回のフォーラム期間中、両國の地方政府、金融機関、企業が180億ドル(1ドル=約112円)を超える50件以上の協力協定を締結したと紹介。両國が展開する第三國市場での協力は潛在力が大きく、將來性が高く、必ず中日間の実務協力の新たな柱になることを十分に証明していると語った。
李克強氏はまた、中國は巨大なグローバル市場で、われわれは対外開放を揺るぎなく一段と自主的に拡大し、市場化、法治化、國際化のビジネス環境を構築すると表明。日本企業が中國の新たな対外開放のチャンスをつかみ、中國での投資、起業を歓迎すると述べた。
安倍氏は、日本は中國と共に、開放性、透明性と市場化の原則に従い、第三國市場で対象となる第三國のニーズと國際標準に沿った協力プロジェクトを展開し、互恵・ウィンウィンさらには「ウィン・ウィン・ウィン」を実現し、地域と世界の発展に貢獻したいと述べた。
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