２４日、中信出版日本株式會社戦略発表會であいさつする中信出版集団の王斌董事長。（新華社記者／張暁華）
【新華社北京８月２６日】中信出版日本株式會社は２４日、中國北京で開かれている第２５回北京國際図書展示會（ＢＩＢＦ）で「テクノロジー＆アート美しい生活の提案」をテーマに戦略発表會を行った。同社は出版業務を基礎に中日の文化交流のハイライトを深く掘り下げ、両國の文化産業分野の交流と協力を促進していくとした。
中信出版日本株式會社は、中國の中信出版集団と日本のカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式會社（ＣＣＣ）グループが日本で設立した合弁會社。中日両國で今後、相手國の書籍を年間それぞれ１００タイトル以上出版する計畫で、特に日本の読者には中國の書籍を通じて同國の先進的理念と発展のトレンドを伝え、より多くの日本國民に中國を知ってもらおうと考えている。また、ＣＣＣグループ傘下の蔦屋書店（ＴＳＵＴＡＹＡ）の協力で生活の質向上に関する日本の優れた書籍を中國で出版するとともに、積極的に中日両國の文化・蕓術分野で深い交流イベントを展開し、両國文化の交流と発展を推進するという。
中信出版集団の王斌董事長は、同社とＣＣＣグループは優れた書籍の著作権のライセンス協力を強化し、中國文化の海外進出を後押しすることで実質的な進展がみられたと現狀を紹介。今年は中日平和友好條約締結４０周年で、両社が実務協力を展開し、中信出版日本株式會社は出資２社の経験と優位性を生かすだろうと述べた。
中信出版日本株式會社の白方啓文副社長は出版理念として、同社が中國の先端科學技術とビジネスモデル、日本の美意識と生活スタイルなどを中心に質の高い書籍を企畫し出版していくと紹介。それを基に出資２社雙方の強みを生かして文化クリエイティブ製品の開発をしていくと表明した。
発表會では中信出版日本株式會社が手掛ける中國語書籍「螞蟻金服」の日本語版と日本の有名なデザイナーである原研哉氏の著作「ＨＯＵＳＥ ＶＩＳＩＯＮ」の中國語版出版に関する著作権のライセンス契約の調印式も行われた。（記者／胡暁格、張暁華）
