
17日、完成した中國─ラオス國際鉄道の國內區間最長の橋、玉磨鉄道にある橄欖壩特大橋の橋腳。(新華社配信/李軍濤)
【新華社昆明7月21日】中國─ラオス國際鉄道の中國側區間、雲南省內の玉渓市と磨憨鎮を結ぶ玉磨鉄道區間の最長の橋「橄欖壩特大橋」の主體工事が17日に完了した。中國鉄建二十二局集団が建設を手掛けるこの特大橋は2019年3月に架設工事を開始する。
同特大橋は同省シーサンパンナ・タイ族自治州景洪市に位置し、全長3・5キロで計108の橋腳がある。2016年に着工し、2年弱で108の橋腳すべての打設を終えた。 同社玉磨(玉渓市ー磨憨鎮)鉄道プロジェクト部の司瑞明マネージャーは、橋腳上の支承の設置は設計段階でプラスマイナス5ミリに抑えるようにされていたが、建設時に作業員が精度を高めるよう努めプラスマイナス2ミリ以內に抑えており、その後の架設の精度確保に役立つと語った。
中國─ラオス國際鉄道は中國側が主な出資者として建設され、全線で中國の技術規格を採用し、同國の設備を使用して中國鉄道ネットワークと直接接続される國際鉄道。開通すると、同省昆明市と景洪市をわずか3時間前後でつなぎ、昆明市を夜に出発し、終着駅のラオスのビエンチャンには翌朝に到着できるようになると期待されている。(記者/張東強)












