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永遠の隣人を知るためにーある日本人ジャーナリストの「故宮物語」
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-06-08 11:31:49 | 新華社 | 編集: 郭丹

 【新華社上海6月8日】『謎の名畫・清明上河図』『被誤解的日本人』(誤解された日本人)などのベストセラーで知られる日本人ジャーナリスト・野嶋剛氏は第三者の視點から両岸(中國の大陸と台灣)故宮の歴史に注目し、中國の読者に目新しさを提供し続けている。2014年初め、上海訳文出版社から野嶋氏の『ふたつの故宮博物院』(中國語題:両個故宮的離合)の中國語簡體字版が出版されて大きな反響を呼んだが、2018年初めには再び同社から『故宮物語』の中國語簡體字版が発売された。

 この『故宮物語』中國語簡體字版は全90話収録、文化財の物語や歴史秘話、故宮にゆかりのある人物との対談などの形で、読者に故宮の全體像を立體的に示している。

 野嶋氏は「90話の物語は、蕓術史の価値観を起點としているだけでなく、故宮の人類に対する文化的意義を思考している」と述べた。

 野嶋氏はまた、子どものころ読んだ『三國志』が中國文化との初めての出會いだったと紹介。「日本には『三國志』が好きな読者がたくさんおり、彼らは小説の中の英雄人物に詳しいだけでなく、物語の発生地點もよく知っていて『赤壁』という2文字を見ただけで非常に親しみを覚える」と語った。

 野嶋氏はさらに「われわれの永遠の隣人、中國を知るために、中華文化財の精髄を代表する故宮の文物コレクションは絶好の素材だ」と述べ、中國の歴史を深く知ることが中國を理解する最善の手段との考えを示した。(記者/孫麗萍、黃揚)

 

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永遠の隣人を知るためにーある日本人ジャーナリストの「故宮物語」

新華網日本語 2018-06-08 11:31:49

 【新華社上海6月8日】『謎の名畫・清明上河図』『被誤解的日本人』(誤解された日本人)などのベストセラーで知られる日本人ジャーナリスト・野嶋剛氏は第三者の視點から両岸(中國の大陸と台灣)故宮の歴史に注目し、中國の読者に目新しさを提供し続けている。2014年初め、上海訳文出版社から野嶋氏の『ふたつの故宮博物院』(中國語題:両個故宮的離合)の中國語簡體字版が出版されて大きな反響を呼んだが、2018年初めには再び同社から『故宮物語』の中國語簡體字版が発売された。

 この『故宮物語』中國語簡體字版は全90話収録、文化財の物語や歴史秘話、故宮にゆかりのある人物との対談などの形で、読者に故宮の全體像を立體的に示している。

 野嶋氏は「90話の物語は、蕓術史の価値観を起點としているだけでなく、故宮の人類に対する文化的意義を思考している」と述べた。

 野嶋氏はまた、子どものころ読んだ『三國志』が中國文化との初めての出會いだったと紹介。「日本には『三國志』が好きな読者がたくさんおり、彼らは小説の中の英雄人物に詳しいだけでなく、物語の発生地點もよく知っていて『赤壁』という2文字を見ただけで非常に親しみを覚える」と語った。

 野嶋氏はさらに「われわれの永遠の隣人、中國を知るために、中華文化財の精髄を代表する故宮の文物コレクションは絶好の素材だ」と述べ、中國の歴史を深く知ることが中國を理解する最善の手段との考えを示した。(記者/孫麗萍、黃揚)

 

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