
中國新疆ウイグル自治區カシュガル市の舊市街の家庭には「土陶」という伝統的な技術で製作した陶器の皿や杯、碗、壺などがある。中でも第6代「土陶」技術の継承者、トルスン・ズヌンさんの陶器は特に有名。トルスンさんは幼い頃から祖父や父に師事し、今では同市で最もキャリアのある陶蕓家。トルスンさんの自宅は「土陶」に興味のある観光客が必ず訪れる場所となっている。トルスンさんの父親は2005年に亡くなり、陶蕓の技術と家をトルスンさんに殘した。自治區クラスの無形文化遺産の継承者としてトルスンさんは、毎年4800元(1元=約17円)の補助金を受け取っている。舊市街は2009年から修復と補強工事が進み、観光客も増え、トルスンさんの工房にも新たな活気が生まれている。(新華社記者/趙戈)












