新華網モスクワ8月3日(記者/安暁萌)ロシアのメドベージェフ首相は2日、「新たな米國の対ロ制裁は意義がなく、新たな制裁はいくらかの結末をもたらし、ロ・米政府の関係改善に関する希望を壊し、米國はロシアに全面的な貿易戦爭を発動するだろう」との見方を示した。 メドベージェフ首相は當日ソーシャルサイトで、「制裁は『すべてを網羅する』性質を持ち、奇跡でも起きなければ、制裁は數十年にわたって続くだろう」と伝えている。
ロシア新任國連常駐代表Vasily Nebenzya氏は當日、トランプ大統領が制裁法案に署名したことについて答えた際、「ロシアは制裁に屈しない。制裁はロ米関係を損なうだろうが、ロシア側は引き続き米國と協力してゆく」と述べていた。
米議會上下両院は7月下旬にロシア、イラン及び朝鮮の三國を対象とした制裁法案を可決した。三國に制裁を実施するほか、當法案には米大統領がロシア制裁を解除するのを議會が制限する権利を有するという條項も盛り込まれている。法案は8月2日に米國のトランプ大統領による署名を経て正式に発効し、法律になる。トランプ大統領はまた、この法案には「深刻な欠陥がある」と表明していた。
(新華社より)
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