
撮影/新華社記者 連振
今年41歳になる布冬霞さんは、內蒙古自治區根河市敖魯古雅鄂溫克民族郷出身の狩猟民だ。小さい頃から両親と一緒に山林で狩りをし、トナカイを飼育してきた。2003年、同郷の狩猟民たちは山中の原始林から山裾の根河市の西部郊外に移り住んだ。布冬霞さんも狩猟民用の新しい家に引っ越し、トナカイを飼うと同時に、家族向け観光事業を発展させてきた。ここ數年、現地政府の支援を受けて、布冬霞さんをはじめとする鄂溫克族の狩猟民がトナカイの飼育、家族向け観光事業、民族的な手工蕓の加工に力を入れ、事業を発展させ、収入が安定的に増加するとともに、徐點に近代的な生活を送るようになっている。鄂溫克とは、「山林に暮らす人」の意味で、敖魯古雅鄂溫克民族郷は「中國最後の狩猟民の裏」などと呼ばれている。












