
新華網北京5月15日(記者/劉華、烏夢達)習近平國家主席は14日、人民大會堂で「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」國際協力サミットフォーラムに出席するため中國を訪問中のカザフスタンのナザルバエフ大統領と會見した。
習主席は次のように指摘した。中國とカザフスタンが國交を樹立してからの25年間、両國関係がずっと急速に発展してきている。雙方の指導層の往來が密に行われ、政治信頼が絶えず強化され、実務協力も全面的に展開されてきた。中國側はカザフスタン側と、両國の國交樹立25周年を契機に、善隣友好精神の発揚や戦略的協調の強化、互恵協力の深化、共に中國とカザフスタンの全面的戦略パートナーシップをより高いレベル、より深い等級、より広いスペースへの推進を希望している。雙方は法執行安全協力を強化し、「三つの勢力」を取り締まるべきだ。中國側はカザフスタン側が國際平和と安全事務においてより大きな役割を果たすことを支持し、カザフスタン側と國連、上海協力機構、アジア相互協力信頼醸成措置會議の枠組み內の協力を深化するのを希望している。
習主席はまた次のように強調した。私が2013年にカザフスタンを訪問した際に初めて提起したシルクロード経済帯構築の構想は、今ではカザフスタンを含む100余りの國と國際組織の積極的賛同を得た。この4年間、中國・カザフスタン両國は「一帯一路」共同建設の積極的協力をめぐり、協力のポテンシャルを発掘し、「一帯一路」共同建設がすでに深度融合・相互促進の新たな段階に入った。中國側はカザフスタン側と共に、「一帯一路」建設を推進し、両國の人點に実利をもたらすことができるよう、より多くの成果を上げていきたい。
ナザルバエフ大統領は、次のように述べた。「一帯一路」國際協力サミットフォーラムの順調な開幕に祝賀の意を表した。習近平主席の基調講演は、現在國際社會が直面している多くの重大問題に答えた。カザフスタンは「一帯一路」構想を斷固として支持し、「一帯一路」と「光明の道」発展戦略のリンクを積極的に進め、引き続きこの枠組みの下で両國の経済貿易や農業、鉱業、鉄道、科學技術などの分野における実務協力を深めていきたい。カザフスタン側は中國側と共に國際・地域の安全と発展の分野において密に協力を行い、上海協力機構の安定的発展を推進し、また積極的な役割を果たすことを希望している。
(新華社より)
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