
新華網北京4月11日(記者/侯麗軍)習近平國家主席は10日、人民大會堂でミャンマーのティン・チョー大統領と會談した。両國の元首は、力を合わせて困難を乗り切り、苦楽を共にしてきた優れた伝統を堅持し、相互尊重、互恵・ウィンウィンの協力方針を堅持して、中國・ミャンマー関係が引き続き健全かつ安定的に発展するよう推進し、両國人民により多くの福祉をもたらしていくことで合意に達した。
習近平主席は次のように強調した。中國・ミャンマーの雙方は上層部の往來を強化し、國政運営に関する経験・交流を深め、互いの核心的利益に関わる重大な問題で互いに支え合うべきだ。また、雙方は実務的協力を深める必要がある。中國側はミャンマー側と発展戦略の連結を強化し、貿易、投資、インフラ整備、エネルギー、農業、水利、電力、金融、國境経済協力區などの分野における協力を統一的に推進し、チャオピュー経済特區(SEZ)などの雙方の重點協力及び関連の相互接続プロジェクトの早期実施を推し進め、中國・ミャンマーの協力を今後教育、農村発展といったミャンマーの民生分野に多く傾けるよう推進することを望んでいる。雙方は國連、東アジア協力、瀾滄江-メコン川協力などの多國間の場における協調を強化せねばならない。中國側はミャンマーが自らの國情に合った発展の道を進むことを尊重し、引き続きミャンマー側が國內の平和プロセスを推進するために建設的な役割を果たし、ミャンマー側と共に中國・ミャンマーの國境地域の安全と安定を守るように望んでいる。
ティン・チョー大統領は次のように表明した。ミャンマーと中國は1950年に國交を樹立して以來、両國関係は平和共存五原則を基礎に良好に発展し、ミャンマーと中國の友誼は伝統的な「胞波(パウッポー)」関係から全面的戦略パートナーシップへと更に向上した。ミャンマーは中國側がミャンマーの國家発展のために行ってきた支援や國際的な場で行ってきた力強い支援を忘れることはなく、ミャンマー政府が民族の和解、経済社會の発展、民生の改善のために行ってきた努力を中國側が支持してくれたことに感謝する。ミャンマーは一つの中國政策を堅持し、「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」構築を支持し、また積極的に參與して、雙方がインフラ整備、國境の経済協力區などの分野における重點プロジェクトの協力を強化し、両國人民の友誼を深め、國際・地域の事務の中で協調・協力を緊密にすることができるよう願っている。
會談後、雙方は『中華人民共和國とミャンマー連邦共和國の共同プレスコミュニケ』を発表した。
(新華社より)
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