
習近平國家主席は16日、人民大會堂で、サウジアラビアのサルマン國王と會談を行いました。両國元首は、両國関係の発展の勢いを保ち、各分野での実務協力を促進し、両國の全面的な戦略パートナー関係が絶えず新たな成果を収めるよう推進していくことで合意しました。
習主席は、「中國はこれまでと同じように、サウジアラビアが自國の國情に合う発展の道を歩むことを支持し、サウジアラビアが『一帯一路』構築の協力パートナーになることを歓迎する。サウジアラビアにとっての中國は、信用し得る、安定した原油輸出市場である。雙方は、エネルギー分野で一體化した協力関係を築くほか、通信や宇宙開発などの分野でも協力を深め、金融と投資分野の協力プラットフォームの構築を検討すべきだ。また、文化、教育、醫療、科學技術、観光、報道、安全保障などの分野での協力を引き続き強化していくべきだ」と強調しました。
サルマン國王は、「サウジアラビアは『一つの中國』政策を揺るぎなく支持し、両國のハイレベル合同委員會を通じて、経済貿易、投資、金融、エネルギーなどの分野での協力を一層深め、両國の全面的戦略パートナー関係をレベルアップさせていきたい」と述べました。
會談後、両國元首は経済貿易、エネルギー、生産能力、文化などの分野に関する協力文書の調印式に立會い、國家博物館で行われた「アラブの道──サウジアラビア文化財展」の閉幕式に出席しました。


