
(寫真はネットより)
新華網北京7月6日 (記者/王陽、周蕊、毛偉豪)最近、イケアグループは傢具の安全リスク問題により「リコール(回収)事件」に陥っている。最初に現地時間の6月末に北米地域の「命を奪うチェスト」、MALM(マルム)チェストのリコールを発表したが、中國の同アイテムの商品はリコールしないと明確に表明し、その後引き続きすべての型番の PATRULLベビーゲートを全面的にリコールし、中國國內での販売に関わる商品に対しては、商品の撤去、返品・払い戻しを行う必要があると発表した。
記者は、今回イケアがリコールしたのは売れ筋のMALMシリーズを含むいわゆる「命を奪うチェスト」3560萬個であることを知った。米國消費者安全委員會(CPSC)の公式サイトによると、1989年以來、これらの問題のチェストにより子ども6人が死亡、36人が負傷しており、事故の原因はいずれも傢具が壁に固定されておらず倒れたことから起きた悲劇によるものだと伝えている。
深セン市消費者委員會は次のようにみなしている。生命権と健康権は最も基本的な人権で、いかなる國、いかなる地域でも平等で差別のない保護を受けるべきだ。北米地域でリコールされた同類の商品が中國市場で公の場で販売されるなら、イケアグループは必ず無條件でリコールをせねばならない。中國の関連の法律は公民を守る生命権と健康権及び欠陥商品のリコールに対して厳格な規定を定め、イケアグループが中國市場で商業活動に従事するには、必ず中國の法律法規の規定を遵守し、中國の消費者の生命権と健康権が侵害されないことを確実に保障せねばならない。(取材・文章作成への參與:徐祥達)
(新華社より)
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