
北宋の文人で、唐宋八家の一人に數えられる曽鞏が後世に殘した唯一の自筆書物となれる『局事帖』のオークションが15日夜、中國嘉徳「大観夜場」で行われた。競売は1億3000萬元でスタートし、激しい競い合いの末に1億8000萬元で落札。手數料を含めた支払額は2億700萬元に上る。
『局事帖』はこれまでに発見した曽鞏の唯一の自筆書物。いまから936年前、曽鞏が62才の時に故郷の友人に宛てた手紙で、全文124文字。書畫鑑定専門家 徐邦達による考証は『古書畫過眼要録:津隋唐五代書法』に記されている。7年前、オークションに出品されたこの作品は1億864萬元で落札。中國書道としては初めて成約額が1億元を超える作品となった。
(チャイナネット)
関連記事:












