
イギリスの『デイリー メール』の4月11日の報道によると、ロシアの首都モスクワのセルプホフ歴史美術館はこのほど、「マライ(Marai)」という名前の貓をドアマンに採用した。
2年前、美術館の近くをよくうろついていたターメリックカラーのこの貓は、職員と仲良くなった。職員らは、美術館の前オーナーであるアンナ マラエバ氏にちなみ、貓に「マライ」という名前をつけた。
4月1日のエイプリルフール、職員らはこの貓に代わり、「私はマラエバの直系家族だから、美術館で働かせてほしい」という內容の手紙を書き、足跡のハンコを押した。職員らはinstagramでその寫真を公開し、「マライは美術館の従業員になった」と書き込んだ。
この冗談は地元メディアに注目され、美術館は「マライ」を従業員にせざるを得なくなり、「ドアマン」として採用した。「マライ」は朝9時から夕方5時まで入口で接客し、晝休みもある。宿泊地としてテントが與えられ、報酬は肉や魚の缶詰である。多くの観光客が「マライ」と一緒に寫真を撮り、中にはお土産に食べ物を持ってくる人もいる。












