映畫「レヴェナント:蘇えりし者」がこのほど、北京で先行上映イベントが行われ、観客はオスカー賞トップクラスの製作チームによる究極のビジュアル効果を一足先に味わった。人民網が伝えた。
今年最もホットな映畫として同映畫は賞レース、興行収入共に成功を収めた。賞レースを圧巻しただけでなく、レオナルド ディカプリオにとっては初めての「オスカー像」獲得であり、興行収入のアピール度も目を見張るものがあり、全世界における興行収入は現在のところ4億ドル(約454億円)をすでに上回った。今回、中國國內で初めて上映が決定したことで、この映畫に対する國內の観衆の期待値は測定不能になっている。ラッキーにも入場できた映畫ファンたちは先行上映後、心の底から満足し、「ビジュアル効果が超しびれる。それぞれのシーンは究極に美しく、完全に映畫の中に引き込まれた」、「レオの演技が卓越していた。名実共にオスカー賞に相応しいのでいいね!を押したい」と聲を挙げた。
映畫の中のディカプリオはこれまでのイケメンのイメージを覆し、顔全體を霜で覆われ髪の毛を振り亂したワイルドな「おじさん」のイメージだが、より一層「男らしさ」が加味されている。喉の損傷により話すことができない上、一人孤獨に荒野を駆けまわるというストーリー設定により、全編を通してディカプリオがセリフを話すのは20回に満たないが細かい顔の表情や面持ちだけで観客に気持ちを伝えた。愛する子供の死體を発見した時のやりきれない悲痛なシーンに深い哀悼を示すようにロッキー山脈を濃霧が覆うシーンを配し、ディカプリオの身を切られるような痛みと何とか生き延びようとする意思が會場の観客に切実に伝わってくる。
3月20日、ディカプリオは自ら中國を訪れて映畫のプロモーションを行なったという。中國での配給元である奧飛影業有限公司の責任者白潔氏は、「『レヴェナント:蘇えりし者』はただ鑑賞するだけでなく、全く新しい體験もできるため、中國の映畫館の大型スクリーンで上映すべきである」と話す。













