
(寫真はネットより)
新華網北京3月9日(記者/劉斐、熊爭艶、余暁潔)「中國は宇宙航空事業を発展させ、宇宙経済時代の到來を迎える必要がある。」全國政協委員、宇宙航空科學技術グループ科學技術委員會主任の包為民院士はこう述べた。
いわゆる宇宙経済は宇宙探索と開発活動により創造した製品とサービスなどを指し、生活の隅點にまで密着し、通信、金融、醫療、國防などをカバーできる。
2007年9月、米國航空宇宙局(NASA)のマイケル・ グリフィン局長はある講演で宇宙経済時代の到來に觸れた。宇宙活動は政府と商業を合わせた活力と競爭力が溢れる経済活動へと変化してきた。
全國政協委員、中國空間技術研究院、空間科學・深空探測の首席科學者である葉培建院士は討論で「宇宙開発設備と各業界・業種の応用を組み合わせる」ことで、真の意味の科學研究と経済を連動させた効果を生み出すことを提起した。
全國政協委員、北京航空航天大學宇航學院の徐世傑教授は、「中國は宇宙分野に十分なイノベーション空間がなく、主に集積されたイノベーションは可能だ。」と述べ、また「獨自のイノベーションがなければ、技術に対する推進作用と経済への促進作用は限定される。」と指摘した。
徐教授は、中國は30年間か50年間にわたる長期的な宇宙開発計畫を策定し、『第13次5カ年』規畫の期間中にそのいくつかを徐點に投入することが可能で、技術的な基礎をしっかりと打ちたて、プロジェクトが正式に立ち上がってから、成熟した技術を擁するのを保証し、プロジェクトの実施能力を有することができるだろうとの見方を示した。
(新華社より)
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