新華網カイロ1月21日（記者孟娜 劉華）現地時間の20日夜、カイロに到着したばかりの習近平國家主席は宿泊先のホテルでエジプトのイスマイル首相と會見した。
習近平主席は次のように指摘した。中國とエジプトの両國は真の友人であり、良い兄弟だ。2014年に中國とエジプトは全面的戦略パートナーシップを構築し、両國関係を新たな高さに引き上げた。今回私がエジプトを訪問したのは、中國・エジプト関係を全方位的に固め且つ深め、両國の実務的協力を推進して新たな成果を獲得したいからだ。現在、中國・エジプト関係はかつてないチャンスと広大な前途に直面している。中國とエジプトの雙方は発展戦略の結合を強化し、「一帶一路（シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード）」の枠組み內で協力の歩調を加速し、早期に共通認識を実際の成果に変えねばならない。中國側は資質を持つ企業がエジプトの大型プロジェクト建設に參與するのを勵まし支援し、エジプト側とインフラ建設協力を強化し、生産能力協力を推進し続けたい。今年は中國とエジプトの國交樹立60年周年にあたり、雙方は文化年を相互開催する予定だ。雙方は青少年の交流を促進し、より多くの観光客の相手國への旅行を奨勵し、人文交流や協力を深めるべきだ。中國とエジプトの両國は多くの重大な國際問題における立場が近く、當面の國際情勢が深く変化する背景のもと、雙方は國際事務における意志疎通と協調を強化しなければならない。
イスマイル首相は次のように表明した。習近平主席の今回のエジプト訪問は、エジプト・中國関係が高いレベルにあることを體現している。エジプトは中國との伝統的な友情を重んじ、中國と各分野での協力を深めていきたい。エジプト側は「一帶一路」の提案を支持し、関連の協力に積極的に參與し、中國と歐州を繋ぐ貿易通路となることを望んでいる。エジプト側は中國と國連の事務や他の多國間の分野における協調を強化していきたい。
（新華社より）
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