▽獨身の若者の一人暮らしも増加
中國の第4次獨身ブームの到來に伴い、獨身の若者世代の獨居者も日に日に増加している。中國では現在5800萬人が一人暮らしを送っており、獨居世帯は全世帯數の14%を佔め、この割合はますます上昇している。
調查によると、中國の30歳以下の人口のうち、教育水準と経済力が高い人ほど、一人暮らしを選択する可能性が高い。また、比較的裕福な地域で獨居者(配偶者が他界した場合を除く)が多くなっており、北京では5分の1の世帯が一人暮らしとなっている。上海 広州などの大都市では平均初婚年齢が上昇、離婚率も高まっており、獨居者の増加につながっている。
20歳から39歳の若い獨居世帯は2000萬世帯に近づいている。中高齢者の一人暮らしは、女性が男性を上回るのに対し、20歳から64歳の一人暮らしは、男性が女性を大きく上回る。中高齢者の場合、配偶者の他界や、子供の獨立が一人暮らしの原因となっているが、青壯年の一人暮らしは獨身のためであることが多い。
都市の一人暮らしが増える背景には、初婚年齢の上昇がある。結婚を先延ばしにする若者が多く、中には結婚せずに一人暮らしを選ぶ人もいる。安徽省阜陽市の董醫師は、「周りには一人暮らしの人がたくさんいる。物質的な條件のため一人暮らしを余儀なくされている人もいるが、結婚生活を望まない人もいる」と語る。
(人民網日本語版)
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