【新華社北京11月24日】11月24日から25日にかけて、中國・蘇州では第四回中國・中東歐諸國首脳會合を迎える。李克強総理は中東歐諸國の16カ國の指導者と相互接続や貿易投資、金融、農業の品質検查、人文などの分野における協力をいかに強化するかについて重點的に討論するという。
中國と中東歐諸國は、一方は世界最大の発展途上國で、もう一方は歐州の新興市場國が集中する地域であり、雙方の経済は高度に相互補完 している。中國企業がインフラ建設の面で成熟した経験や技術を積み重ね、中國の裝備製造能力と中東歐諸國のインフラ建設を有機的に結び付けたことは、中東歐諸國の経済発展や民生改善の推進に対し、また中國企業の「海外進出」やウィンウィンの実現に対し、いずれもきわめて大きな意義をもつ。
首脳會合のメカニズムが発足して以來、中國と中東歐諸國の「16+1協力」は「追い越し車線」に入り、経済貿易の往來は著しく伸び、投資分野がますます広がっていった。2014年には、雙方の輸&&貿易額が600億ドルの大&を突破した。現在、雙方の機械、化學工業、電気通信といった多分野における協力は、すでに花が咲き実を結び、深い協力が着実に推進されている。
特に取り上げる価値があるのは、中國の提起した協商、共同建設、共同享有の「一帶一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」の提案と「16+1協力」との効果的なドッキングが、中國と中東歐諸國の協力という列車に「スーパーエンジン」を搭載しただけにとどまらないことだ。雙方は優位性ある資源を積極的に投入し、相互接続の新たな動脈を盡力して造り出し、中歐の海と陸の快速列車が歐州の奧地へ直接到着し、渝新歐鉄道(重慶─デュイスブルク)、義新歐鉄道(義烏-マドリード)、漢新歐鉄道(武漢─新疆─歐州)といった1本1本の運輸ラインが、雙方を日増しに、緊密に繋ぐだろう。
朋友如真金 百錬色不回(朋友との友情は真に金子のようで、千鎚百錬の後もその色は変わらない)。中國と中東歐諸國は伝統的な友誼が深くて厚いだけでなく、更には「未來に向けた新しいパートナー」だといえる。新たな歴史の時期において、雙方が「一帯一路」で握手をし、協力を加速・アップグレードさせることは、雙方の利益に一致し、世界経済に恩恵をもたらす必然的な行為なのだ。
蘇州は、中國と中東歐諸國が手を攜えて前進し続けることに立ち會うだろう。
(新華網日本語)
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