今回の協力で、天貓國際は萊鳥網絡科技有限公司、螞蟻金融服務集団と共同で、クロスボーダー取引、クロスボーダー決済、クロスボーダー物流をカバーする一括プラットフォームのサービスを提供するとともに、杭州、寧波(ニンポー)、上海、広州などの貨物取扱量が特に多いクロスボーダー輸入モデル都市でダブル11受注快速通関スポットを構築した。このたびの協力を通じ、雙方はクロスボーダー輸入通販の革新的モデルをよりどころとして、中國の消費者に長期にわたる日本と同期したショッピング體験を提供することになる。
天貓國際の劉鵬社長は、「天貓は日本の花王だけでなく、フランスのダノングループのヌトリシア、米國のワイス、ハインツ、ハギーズ、アボット、ネスレ、オーストラリアのベラミーズ、A2といった粉ミルクや紙オムツを扱う世界的に有名なベビー マタニティ用品ブランドを重點的に招致した。クロスボーダー輸入通販プラットフォームを通じて天貓國際に進出した海外ブランドは、一般の輸入モデルにおける各段階の中間業者と直接やりとりし、アリババのビッグデータを利用して、中國の中産階級の消費動向を明確に全面的に理解することが可能になり、中國市場での長期的な戦略計畫配置に役立てることができる」と話す。
これだけではない。天貓國際には日本のミキハウス、韓國のゼロツーセブン、シンガポールのマムス、オランダのホーランドアットホームなどのベビー マタニティ用品の垂直統合型プラットフォームも進出しており、これでマタニティ、ベビー、キッズの全段階をカバーする商品が出そろった。今後は花王と同じく、中國の消費者に大量の豊富な商品を提供することになる。
業界関係者は、「日本の花王と天貓國際のこのたびの協力は、目下の競爭が異様に白熱した中國クロスボーダー輸入通販プラットフォームの圏內における重量級の『爆弾』投下であることは間違いないし、市場全體の局面の分水嶺になることが考えられ、天貓國際の中國クロスボーダー輸入プラットフォームの第一人者としての強みが十二分に現れている。日本の花王にとって、今回の動きには極めて大きな戦略的意義があり、中國市場や天貓國際との協力をどれくらい重視しているかがよくわかる」と分析する。
(人民網日本語版)
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