【新華社北京10月15日】早春3月、英國のエリザベス女王から熱心な招きを受けた。金秋10月、中國の習近平國家主席が欣然と予定通りに英國訪問に出発する。
10月19日から23日にかけて、中英関係の今年の「最重要日程」がスタートする。
中英全面的戦略パートナーシップの2回目の10年の最初の年であり、中國の國家元首の10年ぶりの國事訪問は両國関係の新し章節を書き加える。
新しい発展、新しい青寫真、中英関係の新しい1ページを書き綴る
「我點は中國の國家主席の國事訪問を非常に期待している。」と英國のハモンド外務大臣は語った。今年3月、英國のケンブリッジ公爵、ウィリアム王子が中國を訪問した際に、習主席にエリザベス女王の招待狀を直接、手渡した。5月、女王は英國議會の開會式で習主席の英國訪問を正式に発表した。訪問が近づいた今、王室、政府から市民に至るまで、英國各界は習主席の訪英を心待ちにし、「全方位的で入念な準備を行っている。」
訪問中、英國の女王は習主席のために歓迎儀式を行い、非公式の晝食會と公式の歓迎晩餐會を催す予定だ。両國の首脳は英國・王室騎兵(Household Cavalry)を閲兵し、王室メンバーが習主席の訪英中の多くの活動に出席するか同行する。
國連安全保障理事會の常任理事國として、中英は國際と地域事務において良好な意思疎通を長期的に維持し、西アフリカのエボラ出血熱、イランの核問題の解決、南スーダンなどの問題に有効的に対応するために、共に建設的な役割を発揮した。「中英の2國間関係は日に日に.成熟・安定しており、両國の人民に堅実なメリットをもたらし、また世界の平和と発展の促進のためにも積極的な貢獻を行いました」と、中國の劉暁明駐英大使は英國メディアに文章を書いて伝えた。
協力を促しウィンウィンをはかり 中英の発展戦略をドッキングさせる
5平方キロメートルほどの面積をもつシティ・オブ・ロンドン(City of London)は、イギリスの「経済の心臓」と讃えられている。訪英中、習主席はシティ・オブ・ロンドンの市長の催す晩餐會に出席し、重要演説を発表して、中國の內外政策について全面的且つ係統的に述べ、中英及び中歐の次の段階の経済貿易協力に方向を明示する見通しだ。
「習近平主席の訪問は、英國がその多く思想に耳を傾け、世界の主要國指導者を理解する良いチャンスです」、英國の48グループクラブのペリー議長は習主席の演説に期待でいっぱいだという。
訪英中、習近平主席は英國の有名都市マンチェスターを訪問し、科學研究や商業プロジェクトを參観する。これらの段取りの意図は深い。英國はイングランド北部の振興計畫を提起しており、その趣旨は巨額な投資を通じてマンチェスター、リヴァプールなどの古い工業都市を再興させることにある。英國側は、この計畫と中國の「一帶一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」をドッキングさせ、対中投資融資を開拓できることを期待している。
心が交われば人民が親しみ合う 中英の文明の相互學習を推進
一年余り前に、習主席はEU諸國を初めて訪問し、歐州大學院大學で演説を発表し、中歐文明の架け橋を築くことを提案した。「我點は文明共栄の架け橋を築き、中歐の2大文明を合わせることで、人類の各文明の花が競って咲くのを促進せねばなりません。」
訪英中、習主席は人文・文化活動に出席し、中英友好の民意の基礎を深耕し、中國文明と西洋文明の交流や相互學習を促進させる見通しだ。ここ數年、中英の人的・文化的交流は絶えず深まり、ブランド化、メカニズム化、常態化の傾向が現われ、人民の友誼のブー
スターとなっており、中英関係発展の推進にかけがえのない役割を発揮している。
「漢字の中で、『人』という字は互いに支え合う形をしています。」先ごろ習主席はシアトルでの講演で世界を感動させた。中英はいずれも東西文明の重要な代表で、両國による交流協力の強化はきっと世界の文明のために重要な貢獻を行うだろう。
大陸を飛び越え、海峽をまたぎ越え、人點は習主席の英國訪問が、中英関係の新しい青寫真を描き出し、中英協力の新たな前途を切り開くことを期待しているのだ。
(新華網日本語)
當社サイトのコンテンツは著作権法によって保護されます。無斷転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
関連記事:
外交部、習近平主席のイギリスへの公式訪問について國內外メディア向けブリーフィングを開催
