習近平主席は次のように指摘した。中米は二つのネットの大國として、対話と協力を強化すべきで、対抗と摩擦は正しい選択ではない。中米両國の管理部門は共同でネット犯罪を打撃することについて共通認識を達成し、案件の協力搜查と情報の共有を強化することを同意し、各政府がネットでの知的財産権の盜み取りをしなく、或いは事情を知った上で知的財産権の盜み取りを支援することもしない。また國際社會のネット空間に合う國家行為準則を推進・設定し、両國が共同でネット犯罪及び関連事項のハイレベル共同対話メカニズムを建設し、ホットラインも設立する。
民主と人権問題を語った際、習近平主席は次のように指摘した。民主と人権は人類の共通の追求であり、それと同時に各國人民の自主的に自國の発展路線を選択する権力を尊重しなくてはならない。中國人民が中華民族の偉大な復興の中國夢を実現するプロセスは、その本質は社會の公平・正義を実現し、人権事業の発展を引き続き推進するプロセスそのものだ。中國側は平等と相互尊重の基礎の上に、米國側と人権対話を行い、コンセンサスを拡大し、食い違いを減少し、お互いに參考にし、共に向上したい。
中米関係の質問に答えた時に、習近平主席は次のように強調した。現在、世界は各國が互いに依存している経済グローバル化の時代に入った。人點は、勝負を決し、ゼロ和ゲームという舊い観念を捨て、新理念で協力ウィンウィンを実現すべきた。中國が上手く発展すれば、世界にも米國にも有利で、米國が上手く発展すれば、世界にも中國にも有利だ。中米両國における共通利益は食い違いよりずっと多い。私は中米雙方は両國人民と世界人民の根本的な利益から出発し、共同で努力して中米新型大國関係を構築するよう心から希望している。これは雙方が揺ぎなく堅持する努力の方向になるべきだ。中國が提出した「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の創設などを提議したことは開放・透明かつ包容的で、米國を含める関係方面の積極的な參與を歓迎している。
オバマ大統領は再び習近平國家主席の米國正式訪問を歓迎し、中國側が米中協力に力を入れてきたことに感謝し、これは両國に利益をもたらすだけではなく、世界に幸福をもたらすと指摘した。オバマ大統領は彼が習近平國家主席と成果に富む會合を行い、経済貿易投資や、サイバー安全、南中國海、人権、人文交流、そしてイラン核問題全面協議の実行、朝鮮半島の非核化、アフガニスタンの再建、気候変動対応、平和維持などの議題について率直にかつ建設的に意見交換をし、相互理解を深め、重要なコンセンサスに達した。米國側は「一つの中國」政策を堅持することを重ねて言明し、安定的、繁栄で平和的な中國は國際事務で建設的な役割を果たすと考えている。 (翻訳・編集/呉寒氷、王珊寧、薛天依)



