【新華社西安7月21日】西安電子科技大學の高新波教授が率いる研究チームは異質な顔畫像の識別研究分野で重要な進展を得ており、香港中文大學の顔スケッチデータベース(CUFS)の識別の正確率は99.67%に達するという。この研究成果に基づいて研究・開発された異質な顔畫像の識別システムが刑事事件搜查のプロセスに応用されれば、搜查員による容疑者への搜索範囲の縮小を手助けできる見込みがあるとのことだ。
顔認識はコンピュータの視覚と人工知能の研究分野における一つの重要な課題で、身分の認証などの公共安全分野で大量に応用されている。異質な顔認識は畫像合成に基づいた一種の顔認識技術だといえる。
「いわゆる異質な顔畫像とは、つまり異なる方式や異なるソースから得た異質な顔畫像のことです。」高新波教授は次のように説明した。データの出所が異なり、畫像の質が異なると、顔認識研究の分野では、寫真、デッサンなどの異なるソースによる顔畫像では、コンピュータによる直接的な比較を行うことが難しい。異なる顔畫像を同じ表現空間に変換せねばならず、そうすることでようやくコンピュータが自動マッチングした識別を行うことができる。我點の研究とはこの問題を解決することだ。
高新波教授はまた次のように説明した。彼らの開発した畫像合成に基づく顔認識システムが、刑事事件搜查のプロセスに応用されれば、警察側はモニター畫像や目撃者の説明をもとに描かれた容疑者の再現の畫像を、直接システムに入力し、コンピュータが識別可能な寫真を合成することができ、また合成寫真を全國の身分証明書のデータベース內で比較することができる。
(新華網日本語)
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