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「日中文化比較講演會」北京で開催
                 jp.xinhuanet.com | 2015-05-18 13:18:15 | 編集: 張一

三澤志洋さんは「マーケティング現場から探る日中文化比較」というタイトルで講演。撮影/張一

  【新華社北京5月18日】在中國日本國大使館と「日中の未來を考える會」が共催する「日中文化比較講演會」が17日午後、北京にて開催された。中國生活を體験している日本の80後、90後(1980年代と1990年代生まれ)の若者が、肌で感じた中日文化の相違を論じ、滑らかな中國語で講演を行った。

  講演會では、在中國日本國大使館の山本恭司公使、「日中の未來を考える會」の加藤隆則顧問、尾崎圭朗北京支部代表による冒頭の挨拶に続いて、ベクトルチャイナの高級客戸経理を勤める三澤志洋さんは「マーケティング現場から探る日中文化比較」というタイトルで講演した。

  三澤さんは1981年日本長野県生まれ。青山學院大學法學部卒業後、法律事務所勤務、PR會社代表を経て、2009年から中國関連ビジネスを開始。2011年、上海に生活の拠點を移し、大手広告代理店傘下のPR會社勤務を経て、2013年から現職。彼は自らの體験を基に、具體的な文化的マーケティングの成功例を挙げ、中日両國の國民がブランド品、商品の実用性などに対する態度の違いによって、中日文化の差を比較した。

 中日交流にかかわりの深い倉岡駿さんはその後、「次世代の日中関係を擔う日中2世」と題した講演を行った。

 1990年代に日本宮城県仙&市生まれの倉岡さんは日中ハーフで、2012年9月、上海交通大學に留學。現在は大學院2年生。中日両國の學生や社會人で構成される「日中の未來を考える會」の上海支部代表として活躍している。倉岡さんは、中日雙方の背景を持つ在中國日本人留學生は少なくない、その若者たちが中日民間交流の発展に貢獻したいという強い願望があると述べた。彼はまた、上海での體験や「日中の未來を考える會」が開かれた交流イベントなどを紹介し、それらのイベントが日本でも報道され、日本の00後(2000年代生まれ)とその親たちに日本人留學生が中國で楽しく暮らし、交流しているのを知ってもらいたいと語った。

  「日中の未來を考える會」は2011年に設立された中日の若者同士の文化交流促進を目的とした団體で、東京に本部を、上海、北京と関西に支部を持つ。「超越國境」をメインスローガンに掲げている。(取材/張一)

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