【新華社北京5月7日】中國共産黨中央委員會総書記、國家主席、中央軍事委員會主席の習近平氏はこのほど、チベットの日喀則、阿里などの地域での地震対策救援活動の適切な実施に対し、再び重要な指示を行った。地震対策救援活動が段階的な勝利を獲得したことを評価したうえで、さらに奮闘し、下敷きになった人の救助を継続し、負傷者の救護に全力を注ぎ、被害者を適切に処置し、安全を確保するように求めた。また、損壊したインフラの早急な復舊に努め、被災後の復興・再建作業を適切に行い、チベット自治區、特に被災地の社會の大局の調和と安定を擁護するように要請した。
4月25日に起こったネパールのマグニチュード8.1の地震とその余震がチベット自治區日喀則、阿里などの辺境地帯にも波及し、6日17時現在で、死者26人、行方不明者3人、負傷者856人に上った。約30萬人が被災し、家屋2,699棟と寺院1カ所が倒壊し、民家39,943棟、寺院と文化財用の建物242カ所が損壊した。
地震の発生後、中國共産黨中央委員會、國務院は十分に重視し、習近平主席が即時に重要指示を行い、チベット自治區黨委員會、政府及び関係部門に迅速な行動と全面的な対応を求めた。また、共産黨政府機関、軍隊、警官、群衆が協調して協力し、地震対策と救助活動を全力で展開するように要請した。中國共産黨中央政治局常務委員、國務院の李克強総理は、関係部門がチベット自治區に積極的に協力し、救助活動と負傷者の救護を適切に行い、災害による損害を軽減するため最大限の努力を払うように指示した。
(新華網日本語)
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