
5月3日、群衆が済南慘案記念堂で歴史を追憶している。
【新華社済南5月4日】5月3日は「五三慘案」87周年の記念日に當たる。群衆は山東省・済南市の趵突泉公園にある済南慘案記念堂の前に集まり、歴史を追想し、烈士を偲んだ。1928年5月1日、中國の國民革命軍が北伐(中國國民黨の指導の下の國民政府が國民革命軍を主力とし、全國統治を目指して、1926年から1928年までに発動した統一戦爭)で済南市を佔拠した際、日本侵略者は「居留民を保護する」ことを口実にして、軍隊を出動させ、北伐を幹渉し、また、5月3日に國民政府の蔡公時山東省特派交渉員など17人の外交官を兇暴に殺害し、その後全市を強制的に佔領し、一萬人近くの中國人兵士と市民を気ままに殺し、世界を驚かした「五三慘案」を起こした。