【新華社上海4月28日】中國で率先して自由貿易區を探索している上海が27日、自由貿易區 「2.0時代」に正式に入る。同日午前、上海自由貿易區拡張區域が浦東新區政府により設立され、陸家嘴金融區、金橋開発區、張江ハイテク區といった三大區域が上海自由貿易區に正式に組み入れられた。
拡張區動員大會が黃浦江河畔の萬博センターで開催される。ここはかつて2010年上海萬國博覧會(上海萬博)の重要な會場で、今では同様に區域拡張後の上海自由貿易區のカテゴリーに組み入れられ、新たな國家の使命を擔っている。
初の自由貿易試験區として、上海自由貿易試験區の區域拡張後の任務は、単なる最初の28.78平方キロメートルで行われた改革措置を現在の120.72平方キロメートルにそのまま複製したのでは決してない。先発優位をいかに維持し、開放度の最も高い自由貿易區をいかに建設するかということこそが、上海自由貿易區の発展に內在する要求なのだ。
上海市政府副秘書長で上海自由貿易區推進チームの弁公室主任である陳寅氏は、次の見解を示している。國務院の上海自由貿易區への要求は、開放度の最も高い自由貿易區を建設することだ。そのため、上海自由貿易區は世界の自由貿易園區および広東省、天津市、福建省などの自由貿易區に対する追跡分析を強化し、比較研究を展開してゆく。また、國際高標準の投資や貿易ルールの體系および中國と米國の二國間投資協定(BIT)の交渉に対する追跡分析を強化して、試験區の方向を把握してゆく。
(新華網日本語)
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