中國國家工商行政管理総局によりますと、知的財産権を亂用し、競爭を排除または制限する行為を避けるため、『知的財産権の亂用による競爭の排除と制限の禁止に関する規定』がこのほど制定され、8月1日に施行される予定だということです。
國家工商行政管理総局の責任者は「知的財産権分野における獨佔禁止は、獨佔禁止に関する法執行の重要な一環である。ここ數年、知的財産権を亂用して競爭を排除または制限するという行為が、徐點に獨佔禁止関連の法執行機関に注目されつつある。この行為によって革新が促進されないだけでなく阻害され、競爭が損なわれるため、知的財産権保護の趣旨に反し、獨佔禁止に関する問題を引き起こす可能性が高い」と話しました。
この『規定』は全19條からなり、経営者間の知的財産権行使による獨佔合意の禁止、市場支配的地位を持つ経営者が知的財産権を行使する過程でその市場支配という権力を亂用する行為の禁止、パテントプールや標準規格內の知的財産権行使で獨佔行為にあたりうる具體的な狀況などを定めています。
(中國國際放送局)
推薦記事:
李総理、経済情勢に関する専門家と企業責任者座談會を主宰
『習近平 國政運営を語る』400萬部突破
李克強総理、日本國際貿易促進協會の河野洋平會長と會見