【新華社ソウル4月10日】韓國の李完九(イ・ワング)首相は9日日本の教科書の中の「任那日本府説」の関連の內容を批判し、歴史問題はアジア地域の平和と新たな平和秩序にとってとりわけ重要で、日本は事実からかけ離れ、歴史を歪曲するべきではないと強調した。
少數の日本人學者が日本の大和政権がかつて西暦4~6世紀に「任那日本府」という政治機関を設置し、朝鮮半島南部地域を統治したことを認めている。韓朝雙方はこの主張を否定している。日本では、この主張も多數の學者から認められていない。
しかし日本・文化庁の公式サイトで韓國の文化財について説明する際に依然として「任那」という言葉が使われており、最近日本・文部科學省の検定に合格した中學校の歴史教科書にも「任那日本府」の関連內容が含まれていたという。
李完九首相は、日本の絶えず歴史を歪曲するやり方は是非を転倒させているようなものだが、歴史の真相は覆い隠すことはできず、遅かれ早かれ、厳正かつ客観的な歴史評価がなされるだろう。韓國側は冷靜で客観的に日本側の歴史歪曲に対応してゆく必要があると述べた。李完九首相はまた、韓國教育部に韓日古代史に対する関連の問題研究を強化し、歴史事実を明確にするために具體的な措置を制定するよう求めた。
(新華網日本語)
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