中國の対外投資構造、多元化が進む

Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-04-07 09:02:31 | 編集: 謝艷
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   中國企業は歐米で幅広い分野に投資を行っており、その投資構造は日増しに多元化している。まず注目すべきは、金融業だ。人民元國際化によるクロスボーダー貿易決済は、中國係金融機関に海外市場の決済サービスの需要をもたらす。中國企業の海外市場における急速な拡張は、決済、プロジェクト資金融資、M&A資金融資、経営資金融資、仕組み金融、グローバルキャッシュ管理などの総合的な金融サービスの旺盛な需要を生む。

   次に注目すべきは、インフラだ。世界金融危機は先進國に対して、構造改革と供給面の改善を促した。しかし景気低迷によりインフラへの支出が伸び悩んでいることから、これらの國はインフラ面の対外開放を拡大している。先進國のインフラは中國企業に対して、低リスクで安定的な投資収益をもたらす。中國の2014年の対米鉄道設備輸出額は、前年比47.2%増の31億7000萬元に達した。北京建工はマンチェスター空港の商業地區建設プロジェクトに加わり、中國広核集団はフランス電力と業務提攜した。このような取引は、今後増加を続けるだろう。

   それから、高級消費財だ。國內では高級消費財の需要が拡大しているが、多くの中國企業の製品は高付加価値および高級ブランドの位置付けを手にできず、苦しみ続けている。自力でブランドを樹立するのではなく、進出のハードルが高く、ブランドの長い歴史を持ち、原産地が限定されているハイエンド消費財業界に進出し、世界クラスの企業の仲間入りを果たすことが、多くの中國企業の優先的な選択肢になっている。

(チャイナネット)

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キーワード    海外企業 直接投資
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