
日本の倫理研究所による、內蒙古自治區での新たな植林基地となる「地球倫理の森」づくりの鍬入式が29日、ウランブハ砂漠で行われました。この植林基地はオルドス市恩格貝に次いで2ヵ所目となります。

倫理研究所が中國の広大な砂漠で植林活動をスタートさせてから15年目を迎えました。これまで、沙漠緑化隊を57回、計2200人を派遣し、植林は約32萬本にのぼります。倫理研究所の設立70周年にあたる今年、 記念行事として新たな植林基地をウランブハ砂漠で創成することになりました。

倫理研究所は1985年に中國社會科學院と友好交流関係を結び、中國の大學と學術交流を行っているほか、2000年に內蒙古大學に「丸山奨學金」を設け、アジア文化研究に従事する教師や學生らを支援しています。さらに、2008年から毎年、メーデーの連休に、中日両國の大學生が參加した、砂漠での植林交流活動を実施しています。

倫理研究所は內蒙古自治區の恩格貝で長年にわたり緑化活動を継続したとして、丸山敏秋理事長が2014年、中國で緑化活動に最も貢獻した10人の1人に選ばれ、表彰されました。
(中國國際放送局)
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