
22日、中國人民解放軍の機関紙・解放軍報は「低俗な戦爭文蕓作品、化粧した女性兵士にカッコつけた男性兵士」と題した記事を掲載した。寫真は中國の抗日ドラマ撮影現場。
2015年3月22日、中國人民解放軍の機関紙・解放軍報は「低俗な戦爭文蕓作品、化粧した女性兵士にカッコつけた男性兵士」と題した記事を掲載した。
中國で戦爭文蕓作品といえば、歴史や現実を忠実に再現し、過酷な訓練に耐える兵士たちの姿を反映したものが多かった。こうした作品には軍隊にパワーと戦闘力アップをもたらす効果があった。
しかし、最近の映畫やドラマを見ると、一部の作品に低俗さが目立つ。完璧に化粧した女性軍人やイケメン気取りの男性兵士が登場し、まるで外國のメロドラマのような內容だ。そこには硝煙のにおいはなく、あるのは脂粉の香りばかり。軍隊や戦史に対する基礎知識すら感じられず、ただ盲目的に兵士たちを神格化している。こんな作品で現実の兵士たちを鼓舞し、勇気づけることができるだろうか。
革命戦史や抗日戦史に対する理解不足だけでなく、兵士たちの現実の部隊生活についても表層部分しか知ろうとしない。時代考証もいいかげんで、役者たちは過去の時代の衣裝を着ながら、その話し言葉やしぐさはすべて今のものだ。製作者側のこうした姿勢が荒唐無稽な作品を生む原因になっているといえよう。
(新華網日本語)
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