米國はAIIBに慎重姿勢、米誌「ジレンマに陥った」

Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-03-19 14:40:19 | 編集: 謝艷
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   イギリス、フランス、イタリア、ドイツの4カ國が今月、それぞれアジアインフラ投資銀行(AIIB)への參加意向を表明したことが世論の注目を集めています。これに対し、アメリカ國務省はこのほど、「これらの國の參加によって、AIIBにより高い秩序の構築のチャンスが與えられた」との見解を示しました。

   一方、アメリカは依然として、中國側が提案したAIIBに対し慎重な姿勢を崩していません。アメリカ國務省の高官による関連の発言を見ると、「條件付きで歓迎するが、運営上でハイレベルな秩序の構築の必要性を訴え、AIIBと世界銀行およびその他の地域間開発銀行との相互補完性を認め、AIIBへの參加を未だ決めていない」というアメリカ側の立場が滲み出ています。

   しかし、一部のアメリカメディアはこのような慎重な姿勢に懸念を示しています。アメリカ誌「ザ・ディプロマット」は18日に掲載した文章の中で、「アメリカは中國が提案したAIIBへの參加に積極的な姿勢を示すべきだ」と働きかけた上で、「アメリカは現在、進退に窮まるジレンマに陥った。參加しない場合、自身の相容れない態度が目立つようになるが、例え參加を決めたとしても、余儀なくされたというイメージが強い」と指摘しました。

   中國外務省はこれまで、「AIIBは開放的かつ包容力のある多國間開発機構」として、「創設メンバーとしての參加を一日も早く表明してほしい」と參加意欲のある國に働きかけています。 

(中國國際放送局)

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