改革、法治、反腐敗──海外の人士が中國両會の「キーワード」に注目

Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-03-05 11:44:17 | 編集: 呉寒氷
M  M  M

 【新華社北京3月5日】中國人民政治協商會議第12期全國委員會第3回會議が北京で開催され、今年の中國の両會(全國人民代表大會と全國政治協商會議)の大幕が正式に開かれた。海外の人士は両會に対し高い関心を持ち、改革、法治や反腐敗などは彼らが中國の両會に注目を寄せる「キーワード」となっている。

 ケニア・ナイロビ大學の外交研究者、Patrick Maluki氏は、次のように述べた。この數十年、ケニア及び他のアフリカ諸國は中國と健全で互恵的な良好な関係を維持している。中國の改革は政治、経済や外交などの各方面に觸れており、アフリカの発展途上國にとってはたいへん良い參考的な役割をもっている。

 Maluki氏は、また次のように見做している。中國の改革の全面的深化は、政府機能の強化、サービスレベルの向上に有利だ。これらの改革は、中國の経済成長、対外貿易の強化に有利となる見込みだ。現在ケニアは中國政府の提供したソフトローンを頼りにインフラ建設を発展させており、繁栄する中國はケニアなどのアフリカ諸國にとっては一つのすばらしい事だ。

 アルゼンチン・ラプラタ國立大學國際関係研究所のシモノフ研究員は、中國の両會で最も注目している議題は2つあり、それぞれ経済と法治國家建設だと述べている。シモノフ研究員は、中國の経済構造調整は世界中が注目し、このプロセスの中で、経済成長の減速の背景下に、資源の最適化・配置をいかに行い、持続可能な経済成長をいかに実現させ、また社會福祉と収入分配の公平にいかに共に配慮するかは、「確かに容易な事ではありません」と述べた。

 シモノフ研究員は法治建設は長期にわたる太平と安定に関わっている。中國による法治建設の強化は、投資、特に外國投資の吸収に対しても積極的な影響を生じさせる見通しだとみなしている。

   1 2   

キーワード    政治協商會議,北京,両會,人民代表大會,改革,法治,反腐敗
   コピー Imprimer印刷 お問い合わせ RSS           
 
 
010020030360000000000000011100551340401051