中國、今季冬の平均気溫が過去4番目の高さに 暖冬

Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-03-05 14:57:18 | 編集: 薛天依
文字

   中國気象局は3日に記者會見を開催し、今季冬(2014-2015年)の中國全土の気候の特徴を発表。全國の平均気溫が-2.3度と、例年の-3.4度より1.1度高く、1961年以降で4番目の高さだった。全國的に明らかな「暖冬」だったことになる。また、華北(中國北部)の平均気溫も-1.9度と、例年より1.4度高く、同じく1961年以降4番目の高さだった。降水量を見ると、北京は7.7ミリと、例年より9.4%少なかった。北京晨報が報じた。

   全國の平均気溫は、1998/1999年、2006/2007年、2008/2009年の冬季に次ぐ高さで、2001/2002年の冬季と同じだった。段階別に見ると、冬の初めは寒かったものの、中期、後期は寒さが緩んだ。

   同局の張祖強・報道官は、「エルニーニョの出現により、今季冬は暖冬となった」と説明し、「赤道域の中東の太平洋の水溫が異常に高い狀況は現在、おさまっているほか、赤道域の東太平洋の水溫も正常な狀態。エルニーニョ現象は衰退に向かっている」とした。

   西蔵(チベット)自治區の一部や青海省南部の一部、海南省南部の気溫が例年より低かった以外、今季冬は中國各地のほとんどの地域の気溫が、0.5-1度高いか例年並みだった。うち、內蒙古(モンゴル)自治區や華北東部、黃淮(黃河以南、淮河以北)などの地域は例年より1-2度高く、2度以上高い地域も一部あった。

   (人民網日本語版)

推薦記事:

アップルの新「絵文字」に大ブーイング

春節休暇の爆買い、人気商品は品切れ続出

キーワード    中國 平均 気溫
   コピー Imprimer印刷 お問い合わせ RSS           
 
 
010020030360000000000000011100391340391881