【新華社香港2月27日】香港特別行政區(香港特區)政府財政司の曾俊華司長は25日、香港の支柱産業は國際で競爭の優勢を維持することができ、國家の経済発展の恩恵を受けている。香港は「一帶一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」のもたらす新たなチャンスを把握する必要があると表明した。
曾俊華司長は25日、香港特區立法會で2015/16財政年度の財政予算案を発表した。曾俊華司長は、香港は必ず二つの手段を並行して用い、支柱産業を一層発展させ、一方で國家の「一帶一路」戦略がもたらす新たなチャンスを把握し、もう一方で足並みを加速させ、産業構造をより付加価値を高める方向に向けてまい進させねばならないと表明している。
曾俊華司長は、國家は30年余りの持続的な経済改革を経て、世界の注目する業績を作り上げた。香港は今日のチャンスを把握し、すでに一定の優勢をもつ支柱産業の付加価値をより高め、時代と共に進歩し、準備をしっかりと行い、挑戦を迎え、香港経済をより高い階段に押し上げ、國家の繁栄のために貢獻する必要があると述べた。
曾俊華司長はまた「一帶一路」の沿線諸國のうち、その多くが発展の潛在力を備えている。香港とこれらの市場との貿易の繋がりを強化し、協力を拡大し、相互訪問を行って、互いに認識を深め、自由貿易協定を交渉し、投資協定を促進・保護し、および二重課稅協定を全面的に回避するなどして、多方面で貿易を促進させ、投資を奨勵し、商機を切り開くべきだと述べた。
(新華網日本語)
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