2015年2月24日、韓國・中央日報は、韓國で舊正月連休明けに自殺者が増える傾向にあると報じた。専門家は同期間に家庭不和が拡大することが主因だとしている。25日付で中國・環球時報が伝えた。
韓國・中央自殺予防協會によると、舊正月休暇が明けた初日の自殺者は、過去5年間の平均で43.4人に上り、普段より3人多いという。
申広英・韓國中央大學社會學部教授は、「舊正月は、普段であればささいな問題も深刻化する傾向にある。家庭內の信頼関係も明らかになる」と指摘する。
「家族に悩みを打ち明けると、非難される場合が多い。共感を得られず絶望を感じる」という聲も多い。
樸素英・韓國明知大學教授は、「家族間のコミュニケーションを増やし、共通認識を深めるのが解決の道だ」とした上で、韓國社會は、家族に対し「自分は疲れている」と口に出せる文化と、他人の苦境に理解を示せる教育を強化することが必要だとしている。
(新華網日本語)
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