「婿選び」に3つの防衛戦 ルックス・金・學歴
甘粛省の梁亦可さんは知識人家庭の出身で、今は大學院の修士課程で勉強している。幼い頃から厳しく教育され、いろいろな感情を経験する機會が少なかったことから、両親は結婚相手選びに失敗するのではないかと心配し、初めての戀愛の成果に対し、経済力不足を理由にノーをつきつけ、自分たちの手で「寶探し」をするようになった。
梁さんの人生を振り返ると、大學選びも、専門選びも、戀愛でさえも、両親の意向に従ってきた。仲の良い肖俁さんは傍観者の立場で、「梁家の要求には3つのハードルがある。資産家ならルックスがほどほどで學歴が大學卒業でも可とする。金持ちでなければ、大學院の學歴は必須。家族が経営する企業の跡取りなら、學歴は問わない、の3つだ」と話す。
結婚を迫る親に反抗するため、青年が回答でも
論者の中には、「これまで人點には適齢期になれば結婚し、両親の希望に添って生きていくという価値観があったため、親に結婚を迫られるという現象はまれだった。だ今や時代は変わり、両親の世代は昔ながらの人生モデルで下の世代をしばるが、若い人點は観念や行動の面で古い人生モデルを踏襲しなくなり、世代間で考え方の斷絶や衝突が起きている」といった見方を示す人がいる。
今年2月には、若い世代のこのような考え方が小規模ながら爆発した。「上海の青年男女がプラカードを掲げ、両親が春節に結婚を迫ることに抵抗した」動きの一連の寫真が注目を集めた。寫真を見ると、5人の青年が「お母さん、お正月に結婚を迫らないで」とのスローガンを掲げて市街地を練り歩き、家族や親族や友人からの結婚の要求に無言で抗議の意志を示している。
この動きの発案者の一人・李立宵さんは自分のことについて、「彼女はいるが、雙方の両親がぜひ今年中に結婚してほしいとうるさい。子供を養えるだけの経済力もないし、結婚後に離婚する可能性が高い」と話す。
(人民網日本語版)
推薦記事:
CCTV春晩の「反腐敗」番組が中國で強い共感を引き起こし