未年の春節、消費が活発化

Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-02-22 09:37:00 | 編集: 呉寒氷
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 中國人にとって、春節(舊正月)は1年の中で最も重要な祝日です。春節の7日間の大型連休はまだ半分が過ぎたばかりですが、消費の活発化により、すでに多くの"消費記録"が更新されています。

 中國版ツイッター「微博(ウェイボー)」上で映畫の興行成績を調查する機関のアカウント「映畫興行成績」が発表したデータによりますと、中國大陸で春節當日(19日)に上映された回數は計14萬5000回、観客數は延べ906萬人に達した他、興行成績は累計で3億5600萬元(約66億6600萬円)に達し、1日の興行成績の記録を更新したということです。

 また、中國では春節期間中に行われる「廟會(縁日)」も人點が出かけるホットスポットになっています。春節の1日だけで、北京で公園と「廟會」に出かけた人は20萬人を超えました。

 その他、年長者が若い親族にお年玉を配るのも、春節の伝統的な慣わしの1つです。しかし、今年の春節には、チャットアプリ「微信(ウィーチャット)」やオンライン決済アプリ「支付寶(アリペイ)」はユーザーの拡大を狙い、オンライン決済を通じて現金やオンラインショップのクーポン券、商品券などのお年玉を配ることができるサービスを打ち出しました。統計によりますと、今年「微信」や「支付寶」、「微博」などのソーシャルネットワークで配られたお年玉の総額は140億元(約2621億円)を上回ったということです。そのうち、舊暦の大みそか「徐夕」(2月18日)の1日だけで、現金として引き出すことも可能なお年玉の総額は7億元を超えました。

 なお、海外旅行に出かける人が絶えず増えていることで、春節の消費拡大効果は內需をけん引すると同時に、全世界の市場に利益をもたらしています。

 中國國家観光局によりますと、今年の春節の連休期間中、人民元高やビザ申請手続きの簡略化などの影響を受け、海外旅行に出かける人數は延べ519萬人にのぼり、前年同期に比べて約10%増えたということです。今年の春節の人気旅行先は、韓國(15.6%)、タイ(13.9%)、日本(8.7%)、オーストラリア(4.4%)、シンガポール(3.6%)、マレーシア(2.9%)、インドネシア(2.3%)、フィリピン(2.0%)、イタリア(1.5%)、ニュージーランド(1.4%)の順になっています。

(中國國際放送局)

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キーワード    中國人,春節,微博,映畫
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